【大学中退が語る】大学中退をする前に、選択肢の話。自身の状況を把握し、どんな選択があるかを再確認。

大学中退

今回は少し短めですが、大学中退を考えている人に、どんな選択肢があるのかを、中退者からお話します。

前回はこちら
→「【大学中退が語る】大学は辞めても大丈夫?大学を辞めることのメリット、デメリット

選択肢

様々な理由で退学を考えている人がいると思います。
そんなときに立ち止まって、どんな選択肢があるのかを考えていただきたいです。

選択肢としては下記が挙げられます。

  • 自主退学
  • 除名・除籍
  • 休学
  • 編入
  • 転部、転科・転籍・内部編入

1つずつ見ていきましょう。

自主退学

これは最終手段です。
大学は卒業した方が良いのは間違いないです。
退学したからといって、人生が終了するわけではありませんが、辞めないに越したことはないです。
自主退学であれば、それまで取得した単位は基本的にすべて認定されます。
再度大学に通おうとしたときに有利に働く場合があります。
また、再入学が可能な場合も多く有ります。辞めるなら必ず自主退学にしましょう。

除名、除籍

学費の未納入をはじめとする、何かしらの理由で大学側が学籍を消すことです。
こちらは大学によっては単位の認定を認めていなかったり、在籍した事実をそのまま無くすなど厳しい措置が取られることが多いです。
中には、自主退学と同様の扱いなる大学もあるみたいですが、かなりリスクが大きいのでやめる際は必ず自主退学を選択しましょう。
また、条件によっては復籍できることもありますが、基本的に再入学よりも条件が厳しいようです。

休学

こちらは学籍を残しつつ、一旦学業を休む制度です。
大学によるかもしれませんが、1セメスターや1年、2年と期間が選択できます。
ただし、学籍維持費の名目でお金を支払わなければならないです。
私自身が休学した際は、1年間の休学でおよそ10万前後だったと記憶しています。
まっさきに考えていただきたい選択肢の1つです。
1年と言わず、半年でも休むことで考えが変わることもあるでしょう。
また、その間でやりたいことが見つかる可能性もあります。
なんにしても、休んでみることは重要です。
休んでみても変わらなければ、そのときはまた考えればよいです。

編入

こちらは厳密にはいったん退学して、それまで認定された単位を使用して、他大学の2年次や3年次に入学することです。
経済的な事情などでやむを得ない場合かつ、大卒になりたい意志があるのであれば、おすすめです。
通信制や夜間の大学、放送大学などに入学するなど、複数の選択ができます。
特に放送大学は入学金が非常に安いので、一旦退学して、放送大学に学籍だけを置いておくなんてのも選択肢の1つとしては有りだと思います。

転部、転科・転籍・内部編入

同じ大学での内部移動です。学科や学部を変更、同じ大学内の通信や夜間に移動するなどです。
学業不振や人間関係等が理由ならば、有効なのではないしょうか。

経験者視点の今だったらこうする

おすすめするというのは変な話ですが、今の私だったらこうするというのをお伝えさせていただきます。

結論から述べると、休学→編入の流れを取ります。
理由ですが、どんな事情であっても様子見の時間や改めて考える時間が必要だと思うため、まずは休学を選択すると思います。
そのうえで、退学をしようとなった際に、あとからでも容易に学びなおしができる準備をしておきたいと考えます。
そのため、放送大学や通信の大学に籍を置く選択をします。
特に放送大学は最低限のお金で済むため、最も有力な編入先です。
学籍維持費さえ払っていれば、いつでも再度学びなおすことが可能となります。
また、就職して働きながらゆっくりと、何年もかけて卒業するなんてやり方もできるので、視野が広がります。
もしくは専門や短大への編入です。
4大よりも早く卒業できる場所にすることで、退学を防ぎます。

まとめ

編入や転部などの選択肢があることを知っていただけたらと思います。
また、退学は可能な限りしない方法が良いので、より短い期間で卒業できる機関に入るかことで退学を防ぐか、通信制などに在籍し再度リカバリーをしやすい状態にしておくことが重要だと考えます。
そのうえで自信の状況を振り返って分析し、どんな選択がベストなのか考えていただければと思います。

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