【大学中退】大学辞めたってよ!大学中退はやばい?大学を辞めた話

大学中退

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初めに

なんの変哲もない高校を卒業し、大学に入学しました。
特別頭が良いわけでもなく、かと言ってそれまでの成績が悪かったわけでもありません。
いじめがあったとか、友達がいなかったとかそんなこともありません。
今回はそんな私がなぜ大学を辞めてしまったのかを、お話させていただければと思います。

クズポイント

大学退学の話をする前に2つのクズポイントを紹介します。

クズポイント① 指定校推薦

成績は悪くなかったと書きましたが、実は評定はそこそこ良く4.4くらいありました。
「人生楽してなんぼ」がモットーの私は、同校内のライバルを蹴散らし、指定校推薦を獲得しました。受験戦争をしていない頑張れないクズの出来上がりです。
指定校推薦枠を消した可能性が高いという意味合いでもとてもクズです。(ほんとうに母校の指定校推薦の枠が消えたのかは知らない。)

クズポイント② 奨学金拒否

2つ目は奨学金拒否です。「はぁ?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

一応背景にはこんな理由が…。
元々、私は勉強が大嫌いだし、高卒で就職したかったのですが、担任や親の大卒取っとけ説得に応じ、渋々指定校で大学へ行くことを決めました。
そのうえで「人生楽してなんぼ」このモットーが牙を向きます。
奨学金は借金だ、未来の自分へ負債を残したくない(言ってしまえば未来の自分を楽させたい)と考え、奨学金の利用をしないことを条件としたのです。
今思えばそれは負債ではなく、自身への投資の分のお金なのですが、当時の私は理解していなかったのです。
こうしてぬくぬく大学生の出来上がりです。

部活とバイトと勉強と

晴れて大学生になった私ですが、1年生の時は特に大きな問題もなく終えました。
強いてあげるなら1年次からフル単じゃなかったことくらいです。
とはいっても落としたのも1科目(たしか)程度だったので、さほど気にする問題でもないです。

問題となるのは2年次です。
ボロボロと単位を落とし始めてしまいました。
特に2年の後半では4単位だったか、6単位だったか、その程度しか取れませんでした。

当時、私はサークルではなく、体育会の部活に所属していました。
大学に通うためのポジティブな理由の1つがこの部活でした。
中学や高校と同じく週5で活動し、大会などもきっちりあるのです。
そのうえ関東ではそこそこ強く、中の上か上の下くらいで、比較的強豪に近い部活です。
もちろん練習もきつく、その上遠征費もバイトで稼がなくてはならないという状態になりました。
講義が終わり、その後18時ころまでは部活、いったん帰宅(大学から家までは1時間程度)し、22時から深夜3時まではバイトといった生活です。

一方で学業の方はというと、1年次は基礎的なものが多く、時間もそこまで取られない講義が多かったです。
しかし、2年次になり、演習科目や課題の量がだんだんと増えてきました。
1限がある日は睡眠時間が3時間を切ることもありました。
ショートスリーパーだったらよかったのかもしれませんが、あいにく私はロングスリーパーです。
睡眠isGOD、一度寝たらなかなか起きられません。
1限や2限に遅れる日や、行けない日が徐々に増え、課題をしに行った図書館でも睡眠、そのあと部活をして帰ってバイトと、一番崩れてはいけない学業面から崩壊の音が聞こえはじめてしまいました。
こうして私は落ちぶれていきました。

きっかけと休学

2年次学業おろそかになってしまいましたが、幸いにもほんとにボロボロなのは2年の後半のみ、前半は半分程度の単位は取れていました。
周りが余裕を見せ始める中、3年次、4年次と死に物狂いで頑張れば、リカバリーがギリギリできます。では、何で休学し退学に至ったのか、そのきっかけをつづらせていただきます。

さて、体育会所属だった私ですが、もちろん大会で講義を休まなければならないことが多々ありました。
そんな学生のために、体育会であっても、文化会であっても、大会等は公休扱いで欠席にはならない仕組みが、通っていた大学にはありました。
おそらくほとんどの大学がそうだと思います。

ところが2年次の必修のとある講義で、「公休なんて認めないと、自分の講義にはインフルだろうが骨折しようが這ってでも来い、部活だろうとなんだろうと休みは欠席で公休にはしない」と言われました。
結果、その講義は無事落単しました。
糸が切れたよう感覚でした。
部活にバイトに勉強に頑張ろうとしていることが、馬鹿馬鹿しく感じました。この出来事がきっかけでほかの講義も頑張らなくなりました。
今思えば講師を変えて同じ講義を再履修できるので、気にしなければ良いだけなのですが、視野が狭くなっていたのか、すべてがそうであるかのように思ってしまっていました。

そしてもう1つのきっかげが「奨学金」です。
ちょうど同時期に、親の会社が厳しい状況だったようで、退職、転職と重なってしまっていました。
もともと裕福な家庭というわけではなく、1個下に弟もいて専門学校生です。
そんな中わがままで奨学金を借りなかった長男、しかも単位を落としまくっているときています。
影響がでないわけがありません。
今からでも奨学金を借りれないかと打診されますが、そんな成績で借りることができるわけもなく、時すでに遅し状態です。

弟はやりたいことがあって専門へ進学しました。
対して長男はやりたいこともなく、周りに言われるがままの大学です。
正直辞めてしまいたいし、長男としてはやりたいことがある弟に迷惑はかけたくない、そこでできた構図が…

大学を卒業させたい親 VS 大学を辞めたい長男

当然話は平行線です。
妥協案として出てきたのが休学です。

退学

そんなこんなで1年間休学しました。あとは消化試合のようなものです。

休学するのにもお金がいるんだとか新たな発見もありましたが、そういった話は別の機会にします。

休学期間中は事実上のフリーターです。
免許取ったり車買ったり、友達と遊んだりいろいろできました。
部活勉強バイトで忙殺されていたころとは、打って変わって心も晴れやかです。
今思えば鬱までいかないにしろ、かなりメンタルもやられていたのでしょう。

さて改めて1年経過して、復学するかどうかですが、結局退学しました。
勉強するよりお金を稼ぐ方が好きなことに気づいたので普通に退学しました。
高校の頃にバイトしていればこの結論にもっと早く気づけていたかもしれません。
とはいえ、結論は変わらなかったですが、意味のある休学だったのかなと思います。

最後に

今回私がどんな人間なのか少しでも知っていただくために、このブログのタイトルにもある「中退」ここに至るまで経緯をざっくりとではありますが、書かさせていただきました。

こんな私ですが、今なんの問題もなく働けています。
大学を出ていないことでハードルは高くなるのは事実です。
しかし就職ができないだとか、お金が稼げないだとかそんなことは決してありません。
ブラックな企業にしか行けないなんてこともありません。
大学を辞めても人生は終了しません。このブログが、どうしても辞めたい人や自身の健康に影響が出ている人の退学の後押しだったり、逆に辞めなくても良い人の踏みとどまるきっかけになればと思います。

今後ですが、フリーター時代のお話や、1社目を3か月で辞めたお話、あるいはこういった選択しが大学時代にほしかったなど、自身のお話、悩んだ際の選択肢などについて少しずつ書いていければと思っています。

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