【大学中退から正社員へ】経験者がおすすめする学歴に自身がないあなたのための就職方法

仕事

今回は私がおすすめする就職の方法についてお話いたします。

  • 大学、専門、高校を中退してしまった
  • 学歴がない
  • 低学歴で自信が持てない

そんな人達のための記事となります。
私は現在27歳、21歳の時に大学中退し、1年フリーター、その後社会人になるも3か月で退職しました。
およそ半年のニート期間を経て再就職といった具合に、たいした学歴もない状態で2度就職しました。    

  • 学歴がないけれど、正社員になれるのか
  • 大学中退者はキャリア形成できるのか
  • 高卒での就活はどうすればよいのか

上記のような疑問を少しでも解決するのに、役に立てば幸いです。

中退男
中退男

私が就職したのは数年前の話です。

10年20年前と打って変わって、大卒者の割合が非常に多いです。

そんな中就職した私の経験を踏まえ、少しでも参考になることをお伝えできれば思います。

大学中退後の選択肢

まず初めに、大学などを中退した後にとれる選択肢のお話です。
大きく分けると3つ

  • 働く
  • 勉強する
  • その他

さらに細かく分けていくと…

  1. フリーター
  2. 就職
  3. フリーランス、個人事業主、起業
  4. 職業訓練校(特定条件を満たす方)
  5. 資格の取得
  6. 新しいことや好きなことをおこなう


上記のような選択肢が考えられます。

特別学びたいことや、やりたいことがない場合は「働く」ことが1番重要な選択肢になってきます。

中退男
中退男

1~6の選択肢について簡単にですが、説明をしていきます。

最もNGな行為は何かにも触れていきます。

フリーター

アルバイトやパートを中心にお金を稼ぐフリーターです。実家暮らしだと最もやりがちな選択の1つです。

中退者や低学歴が最もやってはいけないのは、この「フリーター」です。
厳密にいうならば目的のない「フリーター」が最もNGです。
例えば、資格勉強のための「フリーター」、受験勉強しつつの「フリーター」など目的があるならば、完全にNGというわけではないです。
目的を持って行動しましょう。
なぜフリーターだったのかは、就職面接時に聞かれやすいポイントでもあるので、明確な理由が欲しいところです。

とはいえ、ついついフリーターを続けてしまっている人も少なくないかと思います。
ちなみに、私も面接時になぜ大学辞めてすぐに就職しなかったのか質問されました。
そのときの私の用意していた回答を参考までに書かせていただきます。

「アルバイトをしながら書類の書き方や面接の研究や勉強をしていた」

私は上記の回答で逃げ切りました。
大学生も長い人だと1年以上かけて就活を行いますので、1,2年であれば、上記のような理由で逃げ切れることもあるかと思います。

基本的に面接で嘘を付くことは推奨しませんが…今であれば「アルバイト先で正社員登用の話が持ち上がっていたがコロナ騒動でなくなってしまった」なんてのもありかもしれません。

就職

こちらは最も有力な候補です。

やりたいことがない人、見えていない人ほど、まずは「正社員」を目指しましょう

先のキャリアを見据えたときに大事なのは、職歴と経験と技術です。
転職でも学歴が見られることもありますが、その反面大手でも、職種や業種によっては、転職の際に学歴不問の経験者採用も少なくはないです。
求人の募集要件の欄に「○○年以上○○の業務に携わり○○に関わる知見がある人」などといった文言があることも多いです。
いかに会社に利益をもたらすことのできる人材になっているかが重要です。

そこで重要なのがまず職歴を作ることとスキルを手に入れることです。
ある程度の年数、同じ技術を使う仕事をしていれば、経験はおのずとついてきます。                        
早く成長したいのならば、設立しいて間もないベンチャー企業などに行くとやることが多く、必然的に自身の裁量も多くなるので、成長につながりやすいです。
また、若いうちから役職を経験することもできるかもしれません。
しかしその分大変なので、社会人としての勉強期間みたいに割り切れないとしんどい部分はあるかもしれません。

フリーランス、個人事業主、起業

3つ目はフリーランス、個人事業主、起業です。

ライター、プログラマー、マーケターなどをはじめとするWEB系の印象が強い人も多いかもしれませんが、最近ではウーバーイーツや出前館などの配達系、AmazonFLEX、ヤマト・スタッフ・サプライなどの軽貨物配送系など、個人事業主委託型のサービスも増えているため、非常におすすめの選択肢の1つです。
WEB系であってもランサーズやクラウドワークス、をはじめとするフリーランサーや副業向けのプラットフォームも充実してきているため、以前と比べだいぶハードルが下がっています。
学歴が見られることもあまりないため、かなりお勧めと言えます。

私が大学中退直後にタイムリープできるなら、AmazomFLEXをしながら、クラウドワークスなどでライターの仕事をすると思います。

職業訓練校

ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)といった制度があります。
これは国が実施している制度になります。
一言で言ってしまえば、お金をもらいながら勉強できます。
雇用保険の加入未加入で適用できる内容に相違がありますので、ぜひ確認してみましょう。

詳細はこちら↓

あなたのしごと探しに、役立つスキルを。ハロトレ特設サイト|厚生労働省
しごとをお探しの方に「無料の職業訓練制度」であるハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)を説明した厚生労働省の特設サイトのトップページです。

資格の取得

資格の取得です。

ホワイトカラーであれば簿記が定番です。
ブルーカラーであれば、危険物取扱者や電気工事士などが筆頭になります。
いずれも取得しておくと就職がかなり楽になる資格になります。

また、お金に余裕があるならば、プログラミングスクールなどで学びなおすのもいいかと思います。
仕事ですぐつかえるほどの技術が得られるかは分かりませんが、きっかけは掴めるかと思います。
特にスクール系は就職支援まで行っているところが多いので、お金をかけても良いからとりあえず就職したい場合などは特に有効です。

新しいことや好きなことに時間を使う

就職活動だったり、資格勉強の傍らで、新しいことや好きなことに時間を使ってみましょう。

私の場合は、休学し時間ができたので運転免許を取得しました。
その後車を購入しとにかく乗り回しました。それが楽しく楽しくて…好きなもののことは知りたくなります。

  • どんな構造をしているのか
  • どうやって動いているのか
  • きれいに洗車するにはどうしたらいいのか
  • オイル交換、ブレーキパッド交換etc メンテンナンスの仕方
  • どんな車があるのか(車種、油種、駆動etc)


基本的なメンテナンスは自分でDIYで行っていましたので、いろいろと調べました。

実際この免許の取得がきっかけで、車関連の仕事を目指すようになり、就職まで漕ぎつきました。
就職の際には2社ともに、それまでにつけた知識が評価され、正社員として働くことができるようになりました。
まさに「好きこそものの上手なれ」です。

最近では文章を書くのが好きなこともあり、社内のライティング記事等も手掛けています。
新しいことを初めて、好きになったことがきっかけで今のキャリアが開けました。

学歴が最も大きく影響するのは、最初の就職

やはり中退者や高卒者にとっての最も大きな壁は最初の就職です。
基本的には新卒カードが使えないので、転職市場に入っていく形になります。
転職市場では、学歴不問、未経験歓迎であっても社会人経験3年以上など条件を付けているケースも多いです。
職歴がある場合での転職ではそれまでの実績や、役職の有無、どの会社にいたか(会社のネームバリュー)の比重の方が大きくなってきます。

1社目の内定を手にするためには

大前提として基本的には正社員を狙いましょう。
契約社員もありますが、よほどやりたいこと、身に付けたいスキルなどがかみ合っていない限りは優先度を落とした方が良いです。

それらを踏まえたうえで、おすすめの方法は「下手な鉄砲数を打てば当たる」戦法です。
最初はとにかく物量戦で挑みましょう。
質を数でカバーします。

ただしその際に忘れてはいけないのが、転職サイトと、転職エージェントを利用することです

転職サイトは掲載料がかかる都合上、零細ブラックが混じりづらいです。
またエージェントの利用は、こちらの記事でも触れていますが、就活の仕方が良く分からないときにこそ有効です。
客観的な意見をもらい、書類や面接の質を高めるのに役立ちます。

特に求人数の多い大手はおすすめです。
また、口コミが見ることができるサイトであれば、情報収集に役立ちます。

安定のリクルートグループ
→ リクナビNEXT

転職サイト、エージェント両方の側面を併せ持つのがコチラ!
→ doda

企業の口コミを見るなら!
→ 【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

エージェントもまずは大手から始めましょう。

業界最大手、求人数も多く、サポートも手厚い!
→ リクルートエージェント

手厚いサポートで、初めての就職におすすめ
→ マイナビエージェント

大学中退や高卒などに特化した求人サイトや、10代20代の若年層特化の求人サイトもあります。
興味のある方は一考してみても良いかもしれません。

【おまけ】あえてのブラック?

最終手段としてですが、根性やメンタル、体力に自信があるのならば、あえてブラック企業に入社してしまうのも手ではあります。
諸刃の剣もいいとこなので、絶対におすすめはしませんが、方法の1つとしては挙げることができます。
ある程度の大きさのブラック企業は人の出入りが激しく、大量採用大量離職の繰り返しです。
誰でもはいれるようなところも少なくありません。半年~1年の短期の職歴づくりだったり、IT系であればブラックSES系に入社して短期の経験を積んで、プログラミング経験1年有の経歴を作って転職なんて話も少なくありません。

心身共にダメージを負う可能性もありますので、おすすめしませんが、選択肢の1つとして…

大学中退した際の書類は?

大学を中退してしまった場合に履歴書は高校まで書くべきか大学まで書くべきか悩みますよね?
私は初めどちらがいいのか分かりませんでした。

結論は大学まで書きましょう。
ただし卒業と書いては経歴詐称になってしまうのでダメです。
「○○大学××学部◇◇科 中途退学」と事実を書きましょう。

なぜ書くのかですが、最終学歴こそ高卒になってしまいます。
しかし、2年間在籍しそこで勉強していた事実は残りますので、評価してくれる人も中にはいます。
また学部や学科が、会社の募集条件にマッチする可能性もあります。
あるいは、面接官が同じ大学で話が弾む可能性なんてことも可能性としてはあります。
書いておくことにデメリットはないです。

退学理由も「○○のため、自主退学」と添えておくと、面接時に聞かれにくかったり、質問を誘導できたりします。

職務経歴書も用意しよう

履歴書とは別に職務経歴書の用意をしましょう。
もちろんアルバイト経験を記したもので結構です。
雇用形態、雇用期間、取り扱い商材、職務内容(数字改善など実績があればなお〇)アピールポイントなどを簡潔に記入しましょう。
多くてA4用紙1~2枚分くらいの分量にまとめましょう。

大学中退での面接対策

面接対策といっても基本的な志望動機や自己PRなどをしっかりと用意する点は、通常の就職や転職と変わりありません。
相違点があるならば、退学理由を掘り下げて、面接官に「やむを得ない、しょうがないな、それならば」と納得させる理由を徹底して考えておきましょう。
初回の就活では。基本的に未経験での就職活動になるかと思います。
その業種や職種ごとでのアプローチの仕方、アピールの仕方を考えておきましょう。

中退における優先順位

私が個人的に考える優先順位となります。

  1. 職歴づくり
  2. 得たいスキルやキャリア
  3. 給与、福利厚生

まずは職歴作りを最優先させましょう。
社会人経験の有無が1つ目のキーです。
1~3年程度での転職を前提としてかまいません。

次にスキルやキャリアです。
1社目が使えるスキルを手に入れることができると転職の際にハードルが下がります。
とはいえ20代のうちはキャリアチェンジが聞きますので、1社目で職歴を作り、2社目でスキルやキャリアを充実させていくのでも間に合うでしょう。

3つ目に給与や福利厚生などの労働条件です。
ブラック企業的な法外な労働条件や悪質な環境は論外です。
そのうえで、職歴やキャリアを順調に積んでいければ、まっとうな会社であればある程度給与は上がっていきます。
私もこの3年間で100万以上年収を上げました。
唯一福利厚生は、ある程度会社を吟味しなければなりませんが、よっぽどの大手でない限り、交通費手当ぐらいの会社も今は少なくないので、最初の就活ではあまり気にしない方が良いでしょう。

まとめ

ここまで、お伝えしてきた内容は、大学中退をメインにしてはいますが、新卒カードが使えない人全般に当てはまると思います。

ポイントとしては

  • 目的を持って行動する
  • 目的ややりたいことがないなら「正社員」になる
  • 最初の就活は数
  • 転職サイト、エージェントは有効活用しよう
  • 職歴作りが最優先事項

以上5つがとくに重要だと考えます。

より高学歴の方が楽に駒を進めることができます。
しかし、中退したからと言って、人生が詰むわけではありません。
努力のポイントが異なるだけです。
結局は自身が何をしたか、何ができるのかの方が重要になってきます。

今後は特にですが、ハイスキルな人が市場価値が高くなります。
学歴にとらわれて本質を間違うことのないようにしましょう。

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